高校留学への期待に胸を膨らませつつも、
「でも、留年したらどうしよう…」
という不安が頭をよぎり、一歩を踏み出せないでいませんか?
周りの友達が大学受験の準備を本格的に始める中、自分だけ違う道に進むことへの焦り。
憧れの海外生活と、帰国後の進路や学習の遅れを天秤にかけて、なかなか一歩を踏み出せないでいる人も多いかもしれません。
実は、一口に高校留学といっても、必ずしも留年に繋がるわけではないんです!
留学の形は決して一つではなく、自分の目的、将来のプラン、そして在籍する学校の制度に合わせて、最適な方法を賢く選ぶことができます。
この記事を最後まで読めば、それぞれのパターンの違いや具体的なメリット・デメリットがはっきり分かり、漠然とした不安が解消され、自分に合った留学プランを自信を持って立てられるようになりますよ。
今回の内容は…
・高校留学は留年しなければならないのか?
・留年や休学は不利になる?メリットは?
・留年を避ける方法は?
高校留学は「留年」する? 3つのパターン(留年・休学・単位認定)を解説
高校留学をした後、卒業がどうなるかは、あなたの選択と学校の制度次第で、大きく分けて3つのパターンに分かれます。
・パターン1:「留年」扱いになるケース
・パターン2:「休学」扱いで留学するケース
・パターン3:「留学(単位認定)」扱いで留年しないケース
どのパターンになるかは、留学で何を一番得たいのかというあなたの目的意識と、在籍している高校がどのような制度を持っているかによって決まります!
「知らなかった」という理由で後悔しないように、まずはそれぞれの違いをしっかり理解しておくことが何より重要です。

詳しく見ていきましょう!
【図解】「留年」「休学」「単位認定」の違い早わかり表
| 項目 | 留年 | 休学 | 単位認定 |
|---|---|---|---|
| 卒業時期 | 1年遅れる | 1年遅れる | 遅れない |
| 帰国後の学年 | 元の学年をもう一度 | 休学前の学年に復学 | 同級生と同じ学年に進級 |
| 成績上の扱い | 原級留置 | 休学 | 留学 |
| 主な対象 | 単位認定制度がない高校の生徒 | ・単位認定制度がない高校の生徒 ・制度はあるが利用しない生徒 | 単位認定制度がある高校の生徒 |
パターン1:「留年」扱いになるケースとは
まず、最もシンプルなケースとして、
留学先の学校で取得した単位が日本の在籍校で認められず、卒業に必要な単位が不足する場合に「留年」となります。
これは、日本の高校の卒業要件が学校教育法という法律で厳密に定められており、在籍校の校長が特別に認めない限り、海外での学習は卒業単位に加算できないからです。
日本の高校で必修の「日本史」や「古典」の授業は、当然ながら海外の高校では履修できません。
そうした科目の単位が不足することが、留年につながる主な原因です。
例えば、高校2年生の4月から1年間海外の高校に通ったとします。
翌年の3月に帰国した時、同級生たちは4月から3年生に進級しますが、自分はもう一度2年生をやり直し、不足している単位を取得し直す必要があります。
このように、事前に高校の単位認定制度を詳しく確認しておかないと、意図せず「留年」という形になる可能性があるので注意が必要です。
パターン2:「休学」扱いで留学するケースと留年の違い
次に「休学」という選択肢です。
こちらは、在籍校に籍を置いたまま一度学校を休み、留学から帰国した後に元の学年に復帰する方法です。
卒業が1年遅れるという点では「留年」と同じですが、その背景と意味合いが大きく異なります。
最大のメリットは、その理由が「留学のため」と明確になり、周囲からの印象が非常にポジティブになる点です。
「留年」という言葉には、どうしても学業不振といったネガティブなイメージが伴いがち。
しかし、「休学留学」は目的意識を持って自ら計画した前向きな選択と見なされます。
具体的には、高校に「休学届」を提出し、正式な手続きを踏んで留学します。
帰国後は元の学年に戻るため、同級生は先に卒業しますが、大学受験や就職活動の際に、

1年間休学し、異文化理解と語学力向上のために留学しました
と主体的な経験として堂々と語ることができます!
パターン3:「留学(単位認定)」扱いで留年しないケース
最後は、留年せずに高校留学するパターン。
在籍している高校の制度を最大限に活用すれば、「留年」せずに高校留学をすることも可能です!
これは、留学先で取得した単位を、日本の高校の卒業に必要な単位として正式に認めてもらう方法です。
学校教育法では、校長の裁量により、海外の高校で修得した単位を最大36単位まで卒業単位に含めることが認められています。
これは、高校1学年で修得する単位数にほぼ相当するため、制度が整っていれば、1年間の留学でも留年を避けられるのです。
例えば、在籍校が提携する海外の姉妹校への交換留学プログラムや、文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指定されているような、もともと留学制度が充実している私立高校の国際コースなどがこのケースに当たります。
これらの制度を使えば、留学しながら日本の単位も満たせるため、同級生と一緒に卒業することが可能です。
また、夏休みや春休みを利用した数週間程度の短期留学であれば、そもそも日本の授業を欠席することがないため、単位の心配は一切なく、もちろん留年にはなりません!

後輩ちゃん
留年、休学、単位認定…
どれが自分にいいのか分からなくなってきちゃいました…。
やっぱり1年遅れるのは、ちょっと不安です…。

その気持ち、すごくよくわかるよ!
でもね、大切なのは『1年遅れるかどうか』だけじゃないんだ。
次の章で、留年や休学の意外なメリットも一緒に見ていこう!
高校留学で「留年」「休学」を選ぶ影響は?メリットとデメリット

「留年」や「休学」を選び、卒業が1年遅れるという事実は、将来の進路にどう影響するのか、誰もが不安に感じると思います。
しかし、その1年間でしか得られない貴重な経験は、時にデメリットを遥かに上回る価値を持つことも少なくありません。
多感な時期に親元を離れ、言葉も文化も違う環境で生活することで得られる精神的な成長は、計り知れないものがあります。
ここでは、そんな不安を解消するために、それぞれの選択がもたらすリアルな影響を、メリット・デメリットの両面から詳しく解説します!
「留年」して高校留学するメリット・デメリット
まず、「留年」という形を選んで高校留学する場合のメリットとデメリットです。
この選択は、帰国後の学校生活やその先の進路準備に大きく関わってくるため、強い意志が求められます。
しかし、それだけの覚悟を持って臨むからこそ得られるものもあります!
プラス面とマイナス面を両方知ることで、自分にとってどちらの価値が大きいかを冷静に判断する材料にしてください。
メリット:英語学習への集中、受験準備の余裕など
最大のメリットは、留学生活そのものと、帰国後の受験準備に圧倒的な時間的余裕が生まれることです。
留学中は、日本の高校の単位や定期試験のことを一切気にする必要がないため、現地の学習や文化交流に100%集中できます!
日本の教科書を気にする代わりに、現地の部活動やボランティアに打ち込んだり、ホストファミリーや友人と深い関係を築いたりと、心ゆくまで異文化に浸ることができるでしょう。
そして帰国後は、下の学年に合流するため、大学受験までの準備期間を他の人より丸々1年長く確保できます。
この大きなアドバンテージは、志望校のレベルを1、2段階上に設定したり、苦手科目を徹底的に克服したり、小論文や面接といった特別な対策が必要な入試にじっくり取り組んだりする貴重な時間になりますよ!
デメリット:精神面(同級生とのズレ)、学業面
一方で、デメリットとして最も大きいのは、同級生との関係性や学習面でのズレから生じる精神的な負担です。
仲の良かった友人たちが先に卒業していくのをSNSで見たり、年下のクラスメイトと新しい人間関係を築いたりすることに、寂しさや焦りを感じるかもしれません。
「自分の選択は正しかったのか」と不安になる瞬間もあるでしょう。
学業面では、帰国後に日本の授業の速いペースに再び慣れるまで時間がかかることも考えられます。
特に、古文・漢文や日本史など、海外では触れることのない科目については、受験で遅れをとらないよう独学で勉強していく努力が不可欠です。
留学で得た素晴らしい経験の裏で、こうした環境の変化への適応が求められる点は、あらかじめ心づもりをしておく必要があります。
「休学」扱いで高校留学するメリット・デメリット
「休学」で留学する場合も、メリットとデメリットがあります!
「留年」と似ているようで、特に大学受験など将来を見据えた際には少し違いが出てきます。
「休学」は留学という目的が明確なため、周囲に説明しやすく、ネガティブな印象を持たれにくいのが最大の強みです。
メリットとしては、大学の推薦入試やAO入試(総合型選抜)の自己PRで、「主体的な活動」として非常にアピールしやすい点が挙げられます。

私は語学力向上という目標のため、
自ら休学という選択をして1年間留学に挑戦しました!
と語ることで、行動力や計画性を高く評価されるでしょう。
デメリットは、やはり卒業が1年遅れることに加え、その間の学費の扱いを高校に細かく確認する必要がある点です。
学校によっては、休学中も在籍料などが発生する場合がありますので、留学費用全体の予算に含めて計画することが大切です。
大学受験(推薦・一般)への影響は不利になる?
結論から言うと、「留年」や「休学」の経験が大学受験で不利になることは、現在ではほとんどありません!
むしろ、その経験をどう伝えるか次第で、他の受験生にはない大きな強みになります。
推薦入試や総合型選抜では、ペーパーテストの点数だけでは測れない個性が重視されます。
留学経験を通じて得た語学力はもちろん、主体性、問題解決能力、多様な価値観を受け入れる国際感覚などは、大学側がまさに求めている資質。
面接で留学の動機や学びを自分の言葉で生き生きと語れれば、間違いなく強い印象を残せるでしょう。
一般入試の場合でも、1年多い準備期間を活かして着実に学力を伸ばせます。
大切なのは、卒業が1年遅れたという事実ではなく、その貴重な1年間で何を学び、人間としてどう成長したかを具体的に示せることですよ!
就職活動で「留年」「休学」の経歴はどう見られる?
就職活動においても、高校時代の「休学留学」は非常にポジティブに評価されることが多いです。
グローバル化が進む現代で企業が知りたいのは、
「なぜ高校時代に留学したのか」
「その経験を通じて何を得たのか」
という、あなたの人間性やポテンシャルです。
目的意識を持って自ら行動し、文化の違う環境で困難を乗り越えた経験は、あなたの主体性や行動力、ストレス耐性の何よりの証明になります。
特に海外展開している企業にとっては、若いうちから広い視野やチャレンジ精神を持っている人材は非常に魅力的です!
ただし、「親に言われたから何となく留学した」では評価されません。
留学の目的、経験、そしてその学びを、自分のキャリアにどう活かしたいかをしっかり結びつけ、自分だけのストーリーとして語れるように準備しておくことが重要です!

えまは就活の時に留学の話したの?

もちろん!
その経験を活かした自分のキャリアプランを堂々と語ったよ!
「高校留学はやめとけ」と言われる理由と後悔するケース
「高校留学はやめとけ」という少し厳しい意見も、確かに耳にすることがあります。
これは、留学が誰にとっても必ず成功するものではないからです。
後悔に繋がりがちなケースとして最も多いのは、明確な目的がないまま留学してしまい、想像と現実のギャップに苦しむパターンです。
映画のような華やかな生活を想像していたけれど、実際は地道な勉強と文化の違いに悩み、ホストファミリーともうまくいかず…という話は少なくありません。
また、想像以上にかかる費用に対するプレッシャーや、帰国後の進路に対する漠然とした不安から「行かなければよかった」と感じてしまう人もいます。
留学は楽しいことばかりではなく、言葉の壁や孤独感といった辛い時期も必ず訪れます。
そうした困難を乗り越える覚悟と、「これを絶対に学び取るんだ」という強い目的意識がなければ、貴重な時間とお金を無駄にして後悔につながる可能性も否定できません。
【友人の体験談】あえて「留年」を選んだ彼女の理由と判断基準
私の友人には、あえて「留年」という道を選んで、1年間の高校留学を実現した子がいます!
彼女の理由はとても明確で、

どうせ行くなら中途半端にしたくないし、帰国後の大学受験も絶対に妥協したくない
というものでした。
彼女にとっての判断基準は「同級生と卒業すること」ではなく、「留学経験と希望大学への合格、両方を確実に手に入れること」だったんです。
結果、彼女は1年間じっくり留学に集中し、帰国後の受験準備にも余裕を持って臨めました。
そして見事に第一志望の難関大学に合格!
大学では国際文化について学びながらまた留学を経験。
就職活動もうまくいって、去年までなんと3年間も海外駐在員をやってました!

彼女の例は、留年が必ずしもマイナスではなく、プラスの選択肢になり得ることを教えてくれてます!
高校留学で「留年」を避ける方法と具体的なプログラムの選び方

高校留学における「留年」は、避けられないものではありません。
高校の制度をうまく活用したり、自分に合った留学の形式を選んだりすることで、同級生と同じタイミングで卒業することも十分に可能です。
もちろん、留学を実現するためにはクリアすべき課題もありますが、正しい知識を武器にすれば道は必ず開けます。
ここでは、「留年」せずに留学を実現するための具体的な対策と、そのためのプログラム選びの現実的なポイントを詳しく解説していきますね!
留年・卒業失敗を避けるための対策と成功の秘訣
留学を成功させ、かつ「留年」という事態を避けるためには、重要なポイントがあります!
このポイントを知っているかどうかで、留学の成果や帰国後の学校生活が大きく変わってきます。

具体的にどんなことに注意すれば良いのか見ていきましょう!
在籍高校への事前相談(単位・休学制度の確認)
まず最も重要で、全ての基本となるのが、できるだけ早い段階で在籍している高校の先生に相談することです。
なぜなら、留学に関するルール(単位を認めてくれるか、休学は可能か、その条件は何か)は、学校ごとに全く違うからです。
担任の先生や進路指導の先生に「留学を考えています」と正直に伝え、以下の点を確認しましょう!
ちなみに、単位認定などの複雑な手続きは留学エージェントの専門分野になります。
学校の先生だけでなく、留学エージェントへの相談も大切なので忘れないように!
>>>留学エージェントがまだ決まっていないという人はこちらもご覧ください↓
【関連記事】ニュージーランド留学エージェント選び|保護者安心の7つのポイント
留学時期・期間の選び方で留年を回避する
留学するタイミングや期間を戦略的に選ぶことも、留年を避けるための非常に賢い方法です。
ポイントは、日本のカリキュラムへの影響を最小限に抑えること。
例えば、大学受験への影響が比較的少ない高校1年生のうちや、2年生の前期に留学するプランが考えられます。
1年生で留学すれば、帰国後に日本の友人関係や学習環境にスムーズに戻りやすいメリットがあります。
また、必ずしも1年間の長期留学にこだわる必要はありません。
夏休みなどを利用した数週間の短期留学でも、海外の空気に触れ、自分の英語力を試す貴重な経験となります。

短期であれば進級に影響は一切ありません!
留学先で確実に単位を取得するための注意点
もし在籍校の単位認定制度を利用して留学するなら、留学先で確実に単位を修得することが絶対条件になります。
留学は長期休暇ではなく、あくまで「学び」に行くのだという意識を忘れないでください。
現地の学校の授業に真剣に取り組み、予習・復習を怠らず、課題や試験をクリアできなければ、帰国後に単位が認められず、結果的に留年となってしまいます。
言葉の壁で授業についていくのが大変な時は、遠慮せずに現地の先生に助けを求める積極性も大切です。
留学生活を楽しむことと、学生としての本分を果たすこと。
この二つの両立が成功の鍵です。
「留年せず」に高校留学できる具体的な選択肢
「同級生との卒業は譲れない、でも留学もしたい」という人のために、より具体的な選択肢を紹介します。
これらの方法を活用すれば、留年のリスクを大きく減らしながら、充実した留学生活を送ることが可能です。
自分の状況や、どんな留学をしたいのかを考えながら、どの選択肢が一番自分に合っているか、じっくり検討してみてください。
単位交換・認定制度が整っている高校を選ぶ
留年を避ける最も確実な方法は、入学前から留学制度が充実している高校を選ぶことです。
国際科やグローバルコースを設置している私立高校などでは、留学が教育プログラムの一環として正式に組み込まれている場合が多く、単位互換の仕組みがしっかりと確立されています。
これらの学校には、留学をサポートしてくれる専門のカウンセラーが常駐していることも多く、手続きから帰国後のケアまで安心して任せられます。
これから高校を選ぶ中学生なら、学校選びの基準に「留学制度の充実度」を加えてみるのも良いでしょう!
1年間の休学留学プログラムを活用する
在籍している高校に単位認定制度がない場合でも、「休学」という形で留学することは可能です。
この場合、前述の通り卒業は1年遅れることになりますが、「留年」というネガティブな記録にはなりません。
1年間じっくりと異文化に浸りたい、語学力を完璧にしたいという強い目標があるなら、非常に価値のある選択肢です。
また、帰国後の大学受験にも、1年長く時間をかけられるというメリットもあります。
この1年を「ギャップイヤー」と捉え、自分自身と深く向き合い、本当にやりたいことを見つける期間にする人も増えています。
夏休みなどを利用した短期留学
最も手軽に、そして確実に留年の心配なく海外経験ができるのが、夏休みなどの長期休暇を利用した短期留学です。
日本の学校の授業を休む必要がないため、単位や進級への影響は一切ありません。
数週間という短い期間でも、現地の語学学校に通ったり、サマースクールに参加したりすることで、あなたの世界は間違いなく大きく広がります。
長期留学はハードルが高いと感じる人や、まずは海外の雰囲気を体験してみたいという人にとって、最初の一歩として非常におすすめですよ!
まとめ:高校留学と「留年」問題は、目的意識と事前の計画が鍵
ここまで見てきたように、高校留学という素晴らしい挑戦は、必ずしも「留年」という結果につながるわけではありません。
「単位認定」でスマートに両立する道、「休学」で堂々と自分の道を行く道、そして「短期留学」で気軽に体験する道など、選択肢は一つではないのです。
最も大切なのは、「なぜ自分は留学したいのか」という揺ぎない目的意識を持つことと、その目的を達成するために、自分の高校の制度を徹底的に調べ上げ、しっかりと計画を立てることです!
卒業が1年遅れたとしても、その経験を自分の言葉で熱く語れるならば、それは他の誰にも真似できない、あなたの将来の大きな財産になります。

周りの意見や常識に流されず、自分にとってベストな選択をしましょう!
この記事で得た知識をぜひ役立ててくださいね!




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